Round1 OKAYAMA GT 300km RACE

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度重なるセーフティカー導入に
翻弄された開幕戦

2015年からAudi Financial Servicesがサポートを続けているAudi Team Hitotsuyama。ボディの左サイドがグレー、右サイドがブラックベースとなる新しいカラーリングをまとったFIA GT3マシン「Audi R8 LMS」は、エアロダイナミクスや冷却系、ギヤボックスの耐久性などの向上が図られたほか、タイヤをダンロップからヨコハマに変更し2019シーズンに臨みます。
ドライバーは、今季でTeam Hitotsuyama在籍8年目を迎えるリチャード・ライアン選手がエースドライバーとしてチームを牽引。昨年からライアン選手とコンビを組む富田竜一郎選手も、引き続き第2ドライバーとしてステアリングを握ります。さらにベルギー出身の若手ドライバー、アレッシオ・ピカリエロ選手が第3ドライバーとして加入。第2戦富士500kmおよび第5戦富士500mileレースのほか、8月に開催されるビッグイベント 鈴鹿10時間耐久にも参加する予定です。
さて、2019年のSUPER GT 第1戦は4月13-14日、岡山国際サーキットにて開催されました。春めいた穏やかな陽気となった13日の公式予選は、コースが短く、29台ものマシンがエントリーするためA、Bの2組に分かれてそれぞれ10分間のQ1が実施されました。Audi Team Hitotsuyamaはライアン選手がA組でQ1を走りましたが、プラス85kgというBoP(性能調整)重量に苦しめられます。結局A組12番手となりQ2進出は果たせず、決勝は23番グリッドからのスタートとなりました。
翌14日の決勝は、予選とは打って変わって午前中から雨。14:30予定のスタートが近づくにつれて雨脚が強まるような状況で、コースコンディションの回復は望めそうもありません。そのためレースは、セーフティカー先導によるスタートに変更となりました。スタートはライアン選手が担当。セーフティカーが3周でピットに戻り、4周目にようやくバトルが始まると、その直後にGT300クラスの2台が1コーナー付近でクラッシュしてしまい、再度セーフティカーの導入となります。12周目を終えたところでセーフティカーの先導は解除されますが、その直後にまたGT300クラスの3台がクラッシュ。レースは赤旗中断となりました。
そしてレース再開後、ライアン選手は着実に順位を上げ、20周目には14位へ。このままのペースで上位を狙いたいところでしたが、GT300クラスのマシンがまたもクラッシュし、レースは31周目で再度赤旗中断となり、その後天候の回復が見込まれないことからレースは途中終了となりました。上位マシンにペナルティが科されたことから、Audi R8 LMSはさらにひとつポジションを上げ、13位で開幕戦を終えています。ウェットにおける速さには定評のあるAudi R8 LMSだけに、レースが続けば入賞の可能性は十分ありましたが、途中終了は致し方ないところ。今後の活躍にご期待ください。

2019 AUTOBACS SUPER GT Round1 OKAYAMA GT 300km RACE 2019 AUTOBACS SUPER GT Round1 OKAYAMA GT 300km RACE
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開催日:4/13-14
開催サーキット:岡山国際サーキット
天候:雨
決勝開始時刻:14:30(セーフティカースタート) 終了時刻:16:23
出走台数 :29台
ドライバー:リチャード・ライアン/富田 竜一郎
決勝周回数:30
決勝ファステストラップ:1'37.134

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