Round3 SUZUKA GT 300km RACE

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アクシデントを乗り越えてレースに復帰し、
25位完走。

第2戦で8位入賞という成績を残したAudi Team Hitotsuyama。今後の活躍に期待が高まる中、第3戦「FUJIMAKI GROUP SUZUKA GT 300km RACE」が、8月23、24日に三重県の鈴鹿サーキットで開催されました。第3戦も無観客レースとなり、Audi Sportファクトリードライバーのクリストファー・ミース選手が来日できないことから、第1、2戦と同様に川端 伸太朗選手と近藤 翼選手のコンビで戦いに臨みます。
23日は午前が公式練習、午後に予選が行われるスケジュール。セッティングを煮詰めつつ午前中の走行から手応えを感じる走りを見せていたHitotsuyama Audi R8 LMSは、Q1、Q2と2つのラウンドに分けて進められるノックアウト方式による予選でも好調な走りを見せました。GT300クラスは30台とエントリーが多いためA、Bの2組にわかれてQ1を行い、各組の上位8台がQ2に進出します。A組のAudi Team Hitotsuyamaは川端選手がQ1を担当し、2周目にほぼ完璧な走りで1分59秒360をマーク。A組を4位で通過しQ2に進出しました。さらに続くQ2でも、近藤選手がベストの状態でタイムアタックすることができ、1分59秒123の8番手で、今季最上位のグリッドを獲得しました。
そして迎えた24日の決勝レース。真夏の日差しが降り注いだ鈴鹿サーキットは、スタート直前に気温が32℃、路面温度は48℃に達し、マシンにも、そしてタイヤにも厳しいコンディションとなりました。スタートを任された近藤選手は着実な走りで8番手のポジションをキープしますが、すぐにコースアウトした車両の撤去のためにセーフティカーが導入され、5周目に再スタートとなります。以降も近藤選手は後続を抑え、24周を終えたところでピットインしました。
4本のタイヤをすべて交換し、ドライバーが川端選手に交代すると、Hitotsuyama Audi R8 LMSがコースに戻ります。追撃態勢が整い、これからというところでしたが、ピットアウトから3周の27周目にアクシデントが起こります。S字コーナーで直前にオーバーテイクしたGT300のマシンがHitotsuyama Audi R8 LMSに接触し、マシンがコースの外に弾き出されてまったのです。何とかコースに復帰することができ、またマシンのダメージも小さかったため、その後は着実に周回を重ね25位で完走。残念な結果となりましたが、上位で戦える速さを披露したことは確か。ぜひ、今後の活躍にご注目ください。
なお、GT300クラスに参戦するもう1台のAudi R8 LMS、X WorksチームのエヴァRT初号機 X Works R8は、24位で完走しました。

2020 AUTOBACS SUPER GT Round3 SUZUKA GT 300km RACE 2020 AUTOBACS SUPER GT Round3 SUZUKA GT 300km RACE
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2020 AUTOBACS SUPER GT Round3 SUZUKA GT 300km RACE

開催日:8/23-24
開催サーキット:鈴鹿サーキット
天候:晴
決勝開始時刻:13:04 終了時刻:15:02
出走台数 :30台
ドライバー:川端 伸太朗/近藤 翼
決勝周回数:50周
決勝ファステストラップ:2'00.817