Round5 FUJI GT 300km RACE

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速さを印象づけたものの、
不運のスピンで14位完走。

Audi Team Hitotsuyamaが参戦するSUPER GT 2020シリーズは、いよいよ後半戦へ。第5戦となる「たかのこのホテル FUJI GT300km RACE」が、10月3、4日に静岡県の富士スピードウェイで行われました。前戦のツインリンクもてぎでは素晴らしい追い上げを見せ5位という結果を残しており、その勢いのまま表彰台を狙いたいところ。ドライバーはこれまで同様に川端 伸太朗選手と近藤 翼選手が務めます。なお、第5戦より入場人数の制限を設けてはいるものの観客動員が始まりました。
予選日となる3日の午前に行われた公式練習では順調にマシンのセットアップが進み、午後の予選に向けて期待がふくらみます。しかしライバルがひしめき合うなか、Q1、Q2の2段階で行われるノックアウト方式の予選でQ2に駒を進めるのは簡単なことではありません。Audi Team Hitotsuyamaは川端選手にマシンを託し、GT300クラスのB組でQ1に挑みました。川端選手は計測4周目に1分37秒510のタイムをマークし、この時点でQ1突破ラインの8位につけます。川端選手も手応えを感じていましたが、セッション終了間際に2台が川端選手のタイムを上回り、コンマ042秒差でQ2進出はなりませんでした。決勝レースは20番グリッドからのスタートとなります。
そして4日午後1時30分、曇り空のもと気温は21℃とやや低めの富士スピードウェイを舞台に決勝レースが始まりました。第1スティントを担当するのは、これまでのレースでも重責を果たしてきた近藤選手です。スタート直後、GT500マシンにアクシデントがありセーフティカーが導入されるという波乱の幕開けとなりましたが、5周目にレースが再開されると近藤選手は上位と変わらぬ速いペースで周回を重ねます。レース中盤にはポジションを14位にまでアップし、24周を終えたところでピットインしました。
近藤選手からステアリングを託された川端選手は、ラップタイムが拮抗するライバルに手こずりながらもポジションを上げていき、40周目には入賞圏内の10位につけます。さらに47周目には9位にポジションアップ。その後も着実に周回を重ね、さらに上位を狙います。ところが53周目に、挙動を乱した周回遅れのマシンを避けようとしてスピン。マシンにダメージはなかったものの、12位までポジションを落としてしまいました。また、スピンした際に路面に落ちているタイヤかすをタイヤが拾ったことが原因でグリップ低下にも見舞われ、少しずつ後退。最終的には14位完走という結果になりました。
2戦連続でポイントを獲得することはできませんでしたが、決勝レースにおいては上位に比肩する速さを見せたのは確か。着実に戦闘力を高めているAudi R8 LMSへ、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。なお、GT300クラスに参戦するもう1台のAudi R8 LMS、エヴァRT初号機 X Works R8は、29位でレースを終えています。

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2020 AUTOBACS SUPER GT Round5 たかのこのホテル FUJI GT 300km RACE

開催日:10/3-4
開催サーキット:富士スピードウェイ
天候:曇
決勝開始時刻:13:33 終了時刻:15:20
出走台数 :29台
ドライバー:川端 伸太朗/近藤 翼
決勝周回数:62周
決勝ファステストラップ:1'38.313