Round4 MOTEGI GT 300km RACE

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予選で大きく沈むも、
決勝で見せたAudi R8 LMSの速さ。

SUPER GT 2021シーズン第4戦「MOTEGI GT 300km RACE」が、7月17、18日に栃木県のツインリンクもてぎで開催されました。第3戦の鈴鹿は5月下旬に予定されていましたが8月に延期となり、第2戦富士からおよそ2カ月半ぶりのレースとなります。Audi Team Hitotsuyamaは、この間にツインリンクもてぎで行われたタイヤテストに参加。第4戦に向けて収穫のあるテストをこなし、しっかりと準備を整えて第4戦に臨みました。ドライバーは、川端 伸太朗選手、篠原 拓朗選手という第1戦、第2戦と変わらぬ布陣です。
公式練習、公式予選が行われた17日は、太陽がじりじりと照りつけ、気温も路面温度も上昇する厳しいコンディション。そんななか、Audi Team Hitotsuyamaは新しいセッティングを試しながら午前中の練習走行を行いましたが、思うような結果が得られません。そこでノックアウト方式で行われる午後の公式予選では、これまでのセッティングに戻し、まずQ1は川端選手がA組でタイムアタック。しかし12番手に留まり、Q1を突破することができませんでした。こうして決勝レースは24番グリッドからのスタートとなりました。
翌18日もツインリンクもてぎは真夏の暑さで、決勝レーススタート直前の午後1時には気温が33℃まで上昇。そして路面温度が50度を超える灼熱の中、戦いの幕が切って落とされます。Audi Team Hitotsuyamaは篠原選手がスタートを担当し、オープニングラップでポジションをひとつ上げます。その後も着実に周回を重ね、11周を終えたところで20位に。そして28周を終えたところでピットインし、川端選手にバトンタッチしました。
川端選手はコースに復帰してから8周目までに先行する2台をかわし、さらに全車がピットストップを終えた38周終了時点では13位へと躍進。Audi R8 LMSのパフォーマンスを見せつけます。以降も速いペースで周回を続け、48周目には11位へとポジションアップ。入賞に手が届くところまで順位を上げましたが、先行するあと一台を捉えることができず、11位でフィニッシュしました。
しかしその後、80km/h以下での走行が義務づけられるフルコースイエロー(FCY)中に、速度を落としきれていなかったとして、Hitotsuyama Audi R8 LMSにタイム加算40秒のペナルティが科され、最終的には16位でレースを終えることになりました。納得のゆく結果ではありませんが、これまで課題となっていたタイヤのトラブルなく走りきり、決勝レースで速さを見せることができたことは次戦につながるはず。今後も応援をよろしくお願いいたします。なお、GT300クラスに参戦するもう1台のAudi R8 LMS、Team LeMans Audi R8 LMSは19位で完走しました。

2021 AUTOBACS SUPER GT Round4 MOTEGI GT 300km RACE 2021 AUTOBACS SUPER GT Round4 MOTEGI GT 300km RACE
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開催日:7/17-18
開催サーキット:ツインリンクもてぎ
天候:晴/ドライ
決勝開始時刻:13:16 終了時刻:15:10
出走台数 :29台
ドライバー:川端 伸太朗/篠原 拓朗
決勝周回数:58周
決勝ファステストラップ:1'50.551