Round5 SUGO GT 300km RACE

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セーフティカー導入に
上位進出を阻まれるも完走。

Audi Team Hitotsuyamaが参戦するSUPER GT 2021シリーズ。その第5戦「SUGO GT 300km RACE」が、9月11日、12日に宮城県のスポーツランドSUGOで開催されました。全8戦が予定されている2021年シーズンは5戦目を迎え、いよいよ後半戦。ここまではAudi R8 LMS本来のパフォーマンスを発揮できず苦しい戦いが続いていますが、相性のいいスポーツランドSUGOで結果を出し、上昇気流に乗りたいところです。レギュラードライバーの川端 伸太朗選手と篠原 拓朗選手にAudi R8 LMSを託し、上位を狙います。
1日目となる11日(土)は午前9時20分から公式練習、午後2時30分から公式予選が行われました。比較的過ごしやすい気候のなか、午前の公式練習ではマシンのセットアップを進め、確かな手応えを得ました。そしてセッション終盤に川端選手が1分19秒120の好タイムをマーク。これは全体の7番手となるタイムで、ノックアウト方式の公式予選におけるQ1突破は確実と思われました。A、Bの2組に分かれて行う公式予選のQ1は、川端選手がB組にてアタック。公式練習をコンマ524秒上回る1分18秒596をマークしましたが、他チームもタイムアップしており11番手でQ2に進むことができません。最終的に決勝レースは21番グリッドからのスタートとなりました。
翌12日(日)は、好天に恵まれ前日とは打って変わり真夏のような暑さ。レーススタート直前には30度近い気温となり、路面温度も40度半ばとかなり厳しいコンディションとなりました。Audi Team Hitotsuyamaは、第1スティントを篠原選手が担当。そして川端選手へ早めにバトンタッチし、第2スティントを長くとる作戦を想定していました。決勝前に篠原選手が走行する機会が少なかったことと、セーフティカー導入時に不利にならないための対策でしたが、序盤は篠原選手がオーバーテイクを仕掛ける場面があったものの、ポジションアップまでにはいたらず苦しい戦いが続きます。
そんな状況を変える意味合いもあり、25周を終えたところで篠原選手がピットイン。川端選手に交代します。まだ2/3以上の周回を残していたため、硬めのタイヤにチョイスして交換を行い、川端選手がピットアウトしました。川端選手は1分22秒台をコンスタントにマークしながら順調に周回を重ね、43周を終えた時点で17位、ドライバー交替を終えたマシンのなかでは13番手にまで順位を上げていました。ところがその直後、GT500のマシントラブルによりセーフティカーが導入され、その位置がAudi R8 LMSに不利に働き、先頭からほぼ1周のタイム差が生じてしまいました。
さらに第2スティントが長丁場となったため、レース終盤にはタイヤのコンディションがピンチに。タイヤバーストなどの危険性を考慮し、あとわずか数周というところで2度目のタイヤ交換を行いました。これもあって川端選手は25位までポジションを落としましたが、無事に完走。またもや不運に見舞われたレースとなりましたが、のこり3戦を全力で戦い抜きますので、Audi Team Hitotsuyamaへの応援をよろしくお願いいたします。なお、なお、GT300クラスに参戦するもう1台のAudi R8 LMS、Team LeMans Audi R8 LMSは18位で完走しました。

2021 AUTOBACS SUPER GT Round5 SUGO GT 300km RACE 2021 AUTOBACS SUPER GT Round5 SUGO GT 300km RACE
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開催日:9/11-12
開催サーキット:スポーツランドSUGO
天候:晴/ドライ
決勝開始時刻:13:37 終了時刻:15:34
出走台数 :27台
ドライバー:川端 伸太朗/篠原 拓朗
決勝周回数:78周
決勝ファステストラップ:1'20.071